これから浄水器を自宅に導入しようとお考えの方は、まずはどのような価格帯の製品があるのかという点、そしてそれぞれの性能面や機能面を知っておくことをおすすめします。予算や使用状況などに合わせて適切な製品を選ぶことがポイントとなります。最も製品数が豊富で、リーズナブルな価格帯の蛇口直結式のタイプは、フィルターを通過させて水道水を濾過するという方式です。フィルターに使用されているのは活性炭や中空糸膜で、カルキ臭のもととなる塩素や、水道水に含まれている不純物などを浄化するという観点では問題なく使用できます。
フィルターの交換頻度は半年に1回程度とランニングコストも低いこと、浄水を使用しない場合には水道水に切り替えることが容易である点など、取扱においても簡単ですので、初めて浄水器を導入する方におすすめです。本体はおよそ1万円程度から選ぶことができます。価格帯がやや上がる5万円前後のタイプは据え置き式が主流です。浄水を取り出すこと以外にも、アルカリイオン水など機能的な水を生成することができる製品が多くなります。
純粋な浄水機能だけでなく付加価値を求めたいという方や、機能水を日常生活の中で活用したいとお考えの方におすすめできると言えるでしょう。高級機では、浄化フィルターが逆浸透膜を採用しているケースが多く、価格も10万円台のものも見られるようになります。浄水器としての性能は抜群で、その他の方式と比較すると圧倒的な浄化能力を有しています。水の質にこだわり抜きたいという方に適していると言えるでしょう。
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